ジル・ヴィセンテ所属MF藤本寛也は、今月16日開催のポルトガル1部リーグ第2節でハットトリックを達成。勝利の立役者となった一方、ブンデスリーガ移籍の可能性も報じられていた。
現在25歳の同選手は東京ヴェルディの下部組織出身。2020年8月にジル・ヴィセンテへ期限付き移籍すると、海外挑戦1年目から結果を残し、2022年夏に完全移籍へ移行。昨季もリーグ戦33試合の出場で3ゴール7アシストと結果を残したほか、今年1月にはMF守田英正所属スポルティングCPからの関心も取りざたされていた。
そんな藤本は16日開催のAVSフトゥボルSAD戦でスタメン出場。1-1で迎えた41分にペナルティエリア右からグラウンダー性のシュートでゴールネットを揺らすと、2-2で迎えた後半アディショナルタイムの90+4分にはPKから勝ち越しゴールを奪取。90+6分にも追加点を奪うなど、チームの勝利に大きく貢献している。
以前からジル・ヴィセンテの主力選手として活躍していることもあり、ドイツ方面から熱視線が。北ドイツ放送は今年5月24日、ブンデスリーガ昇格組であるザンクトパウリの補強を特集したが、攻撃陣における「主力選手に成長する可能性を秘めた獲得候補」として、藤本、MFアフォンソ・ソウザ(レフ・ポズナン)の名前を挙げている。
また今年3月には、ドイツメディア『クリエイト・フットボール』が日本代表DF板倉滉やFW福田師王擁するボルシアMGに加入する可能性のある選手として、藤本や韓国人MFホン・ヒョンソク(KAAヘント)らを指名。同クラブは「コンスタントにチャンスを演出する攻撃的MF」と補強ポイントに挙げているという。
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