
森保一監督率いる日本代表は、今年9月からFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選に臨む。その最終予選を前に、MF鎌田大地(クリスタル・パレス)が前回大会の最終予選を回顧。MF守田英正(スポルティングCP)やMF三笘薫(ブライトン)、MF田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)、DF谷口彰悟(シント=トロイデンVV)など元川崎フロンターレ所属選手の特徴にも言及した。
インターネット動画配信サービス『DAZN』で今月15日配信開始の「内田篤人のフットボール・タイム」では、鎌田と日本代表OBの内田氏が対談。最終予選の印象を訊かれると、「最終予選は前回プレーして感じたけど、結構難しい。特にアウェイゲームは。僕はAFCアジアカップに出ていなかったけど、日本が優勝できなくて驚いた。基本的にヨーロッパでプレーしている選手ばかりで、時差ボケや移動疲れもある。いかにコンディションを保つかがすごく大事になってくると思う」と私見を述べている。
森保ジャパンはカタールW杯アジア最終予選で、オマーンに敗れて黒星発進。サウジアラビアにも敗れ、一時森保監督解任論が飛び交うほど、チーム状況は混とんとしていた。
それだけに、鎌田は前回大会の最終予選について「1回目の最終予選の時は、アイントラハト・フランクフルトで試合に出ていて、UEFAヨーロッパリーグも優勝したけど、招集されていないかったので。最終予選で最初オマーンに負けた時はいて、チームの雰囲気がすごくピリピリしている状態だった。最後4試合くらい(代表メンバーに)入っていないかったので、貢献できなかったという印象がある」と語っている。
なお、鎌田は代表チームでプレー感覚が合う選手を訊かれると、「代表レベルになったら、みんな合う。ただ、川崎フロンターレにいた選手がすごくうまいなと思う。ボール回ししていたら、『こっちの足にボール欲しい』『そこに飛ばしてよ』とか。前目の選手はやっぱりうまい」と、J1制覇を成し遂げた元川崎所属選手のクオリティーの高さに頷いている。
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