2024明治安田J2リーグのジェフユナイテッド千葉は(現8位)は、8月11日に千葉市内で公開練習を行った。その際、FW林誠道が取材に応じてくれた。
前日に行われた第26節ファジアーノ岡山戦は0-0で引き分けた千葉。後半23分からワントップで出場した林はこの試合を次のように振り返る。
「第25節の横浜FC戦(1-2)では失点があったなかで、無失点はポジティブだと思います。でも、自分は攻撃の選手なので、もっとゴールの部分を大事にする必要があります。もっと前でプレーしたかったですし、シュートまで持っていければ良かったんですが、あまりそのシーンをうまく作れなかったです。多少孤立した部分もあったと思います」と、FWとしての悔しさを口にした。
岡山戦後半、攻撃の手段としてロングボールが多くなった千葉。それについて林は「ルーズなクリアぎみのボールも多かった。それを収めればいい話ですが、守備のポジションからのスタートだと難しさもあります。多少の孤立感を自分のなかでどうしていくかだと思います。もちろん、下から繋いできたいという想いはあります。相手もクリアしやすいですし、間違いなく繋いできてくれる方がいいと前線の選手たちは思っている。でも、致し方ない部分もあるのでバランスをとる必要があります」と語り、攻撃面での難しさも感じているようだ。
千葉は8月17日(土)にホームのフクダ電子アリーナで行われる第27節で、いわきFC(現7位)と対戦する。「出場のチャンスがあれば、点を取るためにチームのギアを一個上げる役割を担いたい」と、次節に意欲を見せる林。リーグ戦直近5試合で3ゴールにとどまっているチームに勢いをもたらすことができるか注目だ。
コメントランキング