2023/24シーズン限りでベルギー1部シャルルロワSCを退団したMF森岡亮太は、ヴィッセル神戸復帰が決定的である模様。本人は退団後に海外でのプレー続行も示唆していたが、神戸復帰交渉前に欧州クラブへの移籍破談の可能性があるという。
同選手は2016年1月に神戸からポーランド1部シロンスク・ヴロツワフへ移籍。アンデルレヒトをはじめ欧州複数クラブを渡り歩くと、2019年1月から4年以上にわたりシャルルロワでプレーしていた。そのシャルルロワでは加入1年目から主力選手として活躍していたが、今季は2度の負傷離脱もあり、リーグ戦・プレーオフあわせて12試合のスタメン出場に。今年6月末に契約満了でチームを去っていた。
そんな森岡は今年5月、自身の去就に言及。ベルギーメディア『SudInfo』が伝えたところによると、同選手は「来季以降もヨーロッパに残りたいけど、今のフィジカルコンディションを踏まえると、ヨーロッパでプレーを続けるのに理想的でないことは理解している。痛みをかかえずにプレーすることはできない。日本に戻ってフィットネストレーナーを見つけて、Jリーグクラブでプレーする可能性もある。トレーナーのもとでコンディションを回復させたいけど、ヨーロッパでのプレーも続けたい」と語っていたが、今月13日になって神戸復帰がほぼ確実と報じられている。
すると、ポーランドメディア『transfery』が神戸復帰報道に反応。ベルギー紙『Het Nieuwsblad』の報道内容を引用する形で「無名のポーランド国内複数クラブが森岡に関心を寄せていた」とリポート。これによると、一時は同国1部ヴロツワフ復帰間近と伝えられていたが、同クラブと選手サイドが合意に達することはなかったという。
8年以上にわたり欧州でプレーしてきた森岡。実績十分である一方、コンディションが気がかりではあるが、古巣神戸で再起を図ることになりそうだ。
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