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古橋亨梧が燃え尽き症候群?肩の負傷も再発

古橋亨梧 写真:Getty Images

 スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)セルティック所属のFW古橋亨梧が、新シーズンに当たって問題を抱えているようだ。開幕戦後、現地時間8月9日に行われた記者会見で「燃え尽き症候群」ではないかと問われるなどし、11日のリーグ第2節ハイバーニアン戦では、肩の痛みを訴えてベンチに下がっている。

 ハイバーニアン戦に先駆けて行われた9日の記者会見で、セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は、古橋について「燃え尽き症候群」ではないかと問われたところ、「そうでもないよ。まだ、シーズンはスタートしたばかりだからね。問題はない」と語っていた。

 しかし、アウェーでのハイバーニアン戦で、FW古橋、日本代表FW前田大然、日本代表MF旗手玲央が出場したセルティックは2-0で勝利したが、古橋は75分に肩の痛みを訴えてベンチに下がっており、試合後ロジャーズ監督は「亨梧は肩に問題を抱えていた。もちろん、スタッフは懸命に処置をしてくれたが、彼は痛みを感じていた。だから、リスクを冒したくなかったんだ」と、肩の負傷を再発したため念のため退いたと伝えた。

 開幕戦に続きゴールネットを揺らすことのなかった古橋。唯一のストライカーとして認められているが、このままノーゴールが続くことも考えられ、他ストライカーの補強も注目となっている。その点についてロジャース監督は、昨2023/24シーズン後半にレンタルでセルティックに加入し活躍したノリッジ・シティ(イングランド2部)FWアダム・イダの獲得交渉を進めており、補強が完了することを望んでいると、現地メディアでは伝えられている。

 古橋がこのまま不調やケガに悩まされると、チームでの立ち位置を失う可能性も低くはなさそうだ。