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小久保玲央ブライアン出番なし…STVV同僚がクラブ批判。6失点大敗で…

小久保玲央ブライアン 写真:Getty Images

 シント=トロイデンVV(STVV)所属のパリ五輪U23日本代表GK小久保玲央ブライアンは、今月11日開催のベルギー1部リーグ第3節で出番なし。MF藤田譲瑠チマら複数の日本人選手がスタメン出場する中、6失点で大敗しただけに、チーム内から不満の声が挙がっているほか、小久保をベンチに置いた指揮官の采配にも批判が相次いでいる。

 パリ五輪開催期間中、藤田、小久保、MF山本理仁を欠いていたSTVV。A代表で経験豊富なDF谷口彰悟を獲得したとはいえ、今季開幕戦から2試合で5失点と低調な滑り出しを見せていた。

 そんな中で迎えたロイヤル・アントワープ戦で、クリスティアン・ラタンツィオ新監督は引き続きGKジョー・コッペンズをスタメン起用。しかし、前半4分に先制ゴールを許すと、その後も次々と失点。STVVはDF小川諒也のゴールで1点を返したが、1-6と谷口をはじめ守備陣が崩壊した。

 試合後、パリ五輪で好セーブを連発していた小久保の起用法が話題に。ネット上では、ラタンツィオ監督に対して「小久保をスタメン起用すべき」「指揮官は小久保のパフォーマンスをチェックしていないのか」「コッペンズよりも小久保の方が良い」といった厳しい声が飛び交っている。

 またアントワープ戦でスタメン出場のDFレイン・バン・ヘルデンは、立石敬之CEO(最高経営責任者)をはじめ日本人幹部への不満を覗かせた模様。ベルギーメディア『Voetbal』が伝えたところによると、同選手は「クラブがトップ8入りという目標を掲げたから、契約延長したのに…クラブは迅速に補強を行う必要がある」と、クラブ批判を展開したという。