パリ五輪U23日本代表落選のMF松木玖生は、FC東京からサウサンプトンへ完全移籍。英国の労働許可証が発行されない関係で、サウサンプトンからトルコ1部ギョズテペSKへレンタル移籍しているが、サウサンプトン指揮官が同選手のクリアすべき課題を指摘している。
青森山田高校時代に全国高校サッカー選手権を制し、鳴り物入りでFC東京へ加入した松木。高卒1年目から中盤の主力選手として活躍すると、今年5月にはオランダ1部SCヘーレンフェーンをはじめ複数クラブからの関心が報じられた。
またパリ五輪U23日本代表落選時には、日本サッカー協会の山本昌邦ナショナルチームダイレクターによる「移籍の可能性がある」という理由説明で話題に。結局、五輪開催期間中に海外挑戦が正式決定している。
そんな松木の今後には、サウサンプトンのラッセル・マーティン監督も熱視線を送っているほか、模様。英紙『デイリー・エコー』のインタビューで、以下のように語ったという。
「松木は本当に才能豊かな選手だが、欧州サッカーに慣れるかどうか未知数だ。トルコに行って、異なる文化や環境に適応する必要があるんだ。ギョズテペで彼がどのようなプレーをするのか見てみよう。ただ、このクラブのオーナーは、彼を成長させてサウサンプトンに戻すことを目指している。グループ内で育成可能な選手を確保することにとても熱心なんだ」
なおギョズテペSKは以前から昇降格を繰り返しており、2007/08シーズンはアマチュアリーグにまで降格。2017/18シーズンに1部へ昇格した後は、2021/22シーズンに再び2部へ降格したものの、わずか1年で1部復帰を果たしている。
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