Jリーグ サガン鳥栖

横山歩夢、鳥栖からバーミンガム移籍報道も「他クラブ関心」清武弘嗣が…

横山歩夢 写真:Getty Images

 サガン鳥栖所属のU20日本代表FW横山歩夢には、MF三好康児所属のイングランド3部バーミンガム・シティ移籍の可能性が浮上。一部ではクラブ間合意も報じられているが、5日時点で去就不透明という見方もあるようだ。

 横山の去就を巡っては、日本の一部メディアが5日に「バーミンガムと鳥栖が、移籍金に関して大筋合意」と伝えている。これを受けて、英メディア『バーミンガム・ライブ』は日本の報道内容を引用する形で「バーミンガムはこの夏の移籍期間で前線を強化しようとしている」としつつも、FWジェイ・スタンスフィールドの残留交渉もあわせて報道。同選手は昨年夏にフラムから期限付き移籍により加入すると、2023/24シーズンにイングランド2部リーグで12ゴールと結果を残していた。

 また『バーミンガム・ライブ』は「横山には、他の欧州クラブも関心を寄せている」とリポート。同選手について「中央でも左サイドでもプレー可能」としつつも、三好とポジション争いを演じる可能性には触れていない。

 横山は東海大学高輪台高校を経て、2021年に松本山雅FCへ加入。高卒2年目にJ3リーグで11ゴールと結果を残すと、2022シーズン終了後に鳥栖へ完全移籍。今季はここまでJ1リーグで5ゴールを挙げるなど、FWマルセロ・ヒアンとともに攻撃陣をけん引している。

 なおセレッソ大阪から鳥栖へ期限付き移籍の元日本代表MF清武弘嗣は、5日にインスタグラムを更新。鳥栖から浦和レッズへ完全移籍したMF長沼洋一、MF藤田直之、横山らとのショット写真をアップした上で「短かったけど、楽しかったよ!新天地でも楽しんで」とメッセージを添えているだけに、ファン・サポーターの間では横山の鳥栖退団を覚悟する声も挙がっている。