プレミアリーグ リバプール

リバプール、守備的MF強化にソシエダMFスビメンディをロックオン?

マルティン・スビメンディ 写真:Getty Images

 リバプール(イングランド1部)が、レアル・ソシエダ(スペイン1部)に所属するスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(25)の獲得に興味を持っているようだ。

 昨夏に中盤刷新を敢行して最終的にシュツットガルト(ドイツ1部)から日本代表MF遠藤航を獲得したリバプール。日本代表主将MFは序盤戦こそ適応に苦しんだが、最終的に公式戦43試合に出場してクラブのEFLカップ優勝に貢献した。

 イギリス『インデペンデント』によれば、昨季限りで退任したユルゲン・クロップ監督の後任として新シーズンから指揮を執るアルネ・スロット監督はセントラルMFやウインガーなどの補強を希望しているなかで、守備的MFの獲得も望んでいるという。

 そのなかで、リバプールは日本代表MF久保建英の同僚であるスビメンディのプレースタイルを気にっているという。ただ、同選手は今夏に開催されたユーロ2024に参戦したこともあり、市場価値が高騰している模様。リバプールは選手を売却して資金を工面したいと考えており、売却候補を選定しているようだ。

 ソシエダ下部組織で育ったスビメンディは、2019年にトップチーム昇格を果たした視野の広さと高水準なパス精度などを兼ね備えた万能型の守備的MF。昨季もラ・リーガ31試合に出場して4ゴールを記録すると、今夏に開催されたユーロ2024のスペイン代表メンバーにも選出され、イングランド代表との決勝戦にも途中出場していた。