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STVV藤田譲瑠チマが移籍示唆「A代表入りで…」スペイン戦後に再言及

藤田譲瑠チマ 写真:Getty Images

 大岩剛監督率いるU23日本代表は、日本時間2日深夜開催のパリ五輪男子サッカー競技準々決勝で、スペイン代表に0-3と敗北。オフサイド判定によるFW細谷真大(柏レイソル)のゴール取り消しが議論の対象となる中、MF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデンVV:STVV)が移籍の可能性をほのめかした。

 大岩ジャパンの中心選手として、パリ五輪の舞台でも存在感を発揮していた藤田。スペインとの一戦でもフル出場し、中盤で身体を張ったが、日本はMF山田楓喜(東京ヴェルディ)、細谷のオフサイドなど、主審の判定に恵まれず。MFフェルミン・ロペス(バルセロナ)とFWアベル・ルイス(ジローナ)にゴールネットを揺らされた。

 試合後、藤田はフラッシュインタビューで「この仲間と戦えてよかった」などと、パリ五輪での戦いを振り返った上で、「ベルギーよりもっと上のリーグでプレーして、レベルアップしたい」と自身の去就にも言及している。

 森保ジャパン(A代表)入りへの期待も高まっている藤田だが、今年5月にもステップアップ移籍への思いを吐露。ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』のインタビューで「最近のアーセナルのようなクラブがタイトル争いを繰り広げているのを見ると、アーセナルのようなクラブでプレーすることが究極の夢であることに変わりはない」などと、プレミアリーグでのプレーに憧れている。

 その上で、A代表でプレーする可能性について「日本代表入りでFIFAワールドカップに出場するのは素晴らしいことだが、最大の目標はやっぱりプレミアリーグでのプレー」と語っていた。