大岩剛監督率いるU23日本代表は、日本時間2日深夜開催のパリ五輪男子サッカー競技準々決勝で、スペイン代表と対戦。オフサイド判定によるFW細谷真大(柏レイソル)のゴール取り消しが話題になる中、日本代表OBの前園真聖氏はVAR(ビデオアシスタントレフェリー)介入時の説明に苦言を呈した。
日本は11分にMFフェルミン・ロペス(バルセロナ)のミドルシュートから失点。複数回にわたりチャンスを作るものの、MF山田楓喜(東京ヴェルディ)のオフサイドなど、主審の判定に恵まれていない。
そして43分にはFW細谷真大(柏レイソル)がペナルティエリアでの反転シュートからゴールネットを揺らしたものの、VARが介入。オフサイドの判定でゴールが取り消されたが、MF本田圭佑がXで「マジでこれオフサイドになるん?もうサッカーのルールがよく分からん。。」と投稿するなど、異論が相次いでいる。
このオフサイド判定には、前園氏も着目。「細谷のゴールはVARで取り消しに。藤田のパスを細谷が相手を背負い受ける際に、右足がほんの少し出ていたのかな」とオフサイドになった理由を推察。主審はマイクを通じて観客に判定の説明を行っているが、「VARの結果を口頭だけでなく、しっかりと映像で見せないと、見ている人は分からないのでは…」と、試合運営の改善を求めている。
なお前園氏の意見には、「最低でもオンフィールド・レビュー(OFR)は必要」「主審が映像を見ずに判定を変えるのはどうなんだ」などといった声が挙がっている。
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