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小久保玲央ブライアンはA代表でも正GKに?パルマ鈴木彩艶に厳しい声も

小久保玲央ブライアン 写真:Getty Images

 大岩剛監督率いるU23日本代表は、日本時間31日未明に行われたパリ五輪男子サッカー競技・グループステージ第3戦のイスラエル戦で、FW細谷真大(柏レイソル)のゴールにより1-0と勝利。好セーブ連発のGK小久保玲央ブライアン(シント=トロイデンVV:STVV)に対する評価がさらに上がっているほか、A代表招集待望論やGK鈴木彩艶(パルマ)との比較論も湧き起っている。

 パラグアイ戦、マリ戦につづき、イスラエル戦でもクリーンシートを達成した小久保。後半にはペナルティエリアからの強烈なシュートを右手でセーブするなど、ディフェンスラインが不安定な中で好パフォーマンスを発揮。チームの勝利に大きく貢献した。

 試合後、Xでは「小久保玲央ブライアンすぐA代表行けるくらいの能力ある」「小久保、STVV移籍で良かったね。出場機会増えれば間違いなくA代表にも絡んでこれるでしょ」「小久保はキックが課題だがやっぱキーパーはシュートストップ能力が1番大事だと再確認させられた」「安定感では小久保が一番」と、小久保のA代表入りを望む声が挙がっている。

 また一部のファンは「鈴木よりも小久保の方が上」「森保監督は鈴木ではなく、小久保を正GKにすべき」「鈴木はシュートストップ能力で小久保に劣る」と両選手を比較しているほか、「ザイオンと小久保とか日本のGK優秀すぎ」と、日本代表が“GK王国”になると予想する意見も。「国防ブライアン」というワードによる称賛コメントも相次いでいる。

 なお日本代表OBの田中マルクス闘莉王氏がパラグアイ戦後、自身のYouTubeチャンネルを通じて小久保を称賛。「後方でミスがあったときにセーブしたり、ビルドアップでも逃げない。安定感がある。バタバタしそうな感じがするが、いざとなれば冷静にプレーするという点で非常に面白い存在」と評価した一方、鈴木については「彩艶がアジアカップで見せたようなバタバタ感というのは、いまだに引きずっていると思う。またちょっとしたミスが出たらバタバタすると思う」と語っていた。