チェルシー、オシムヘンのレンタルに向けてナポリと交渉中？ルカクも同時交渉

　チェルシー（イングランド1部）が、ナポリ（イタリア1部）に所属するナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン（24）の獲得に興味を持っているようだ。

　2020年夏にリールからナポリに加わり、高い身体能力を生かしたダイナミックなプレーや豊富なシュートバリエーションを武器にクラブの優勝にも貢献したオシムヘン。昨季は負傷による離脱がありながらもリーグ戦A25試合で15ゴールを記録した。

　イギリス『アスレティック』によれば、今夏にストライカー補強に乗り出しているチェルシーはオシムヘンは獲得に向けて、買取オプションが付随したレンタル移籍をベースにナポリと交渉を行っているという。同選手にはフランス代表FWキリアン・ムバッペが退団したパリ・サンジェルマン（PSG／1部）も関心を示しているが、ナポリが要求する移籍金が障壁になっているようだ。

　その一方で、ナポリはチェルシーからベルギー代表FWロメル・ルカクを完全移籍での獲得に向けて交渉を継続しているとのこと。ナポリは今夏にアントニオ・コンテ監督を招へいしており、この移籍が実現すればインテル（イタリア1部）時代以来の共闘となる。

　2019年夏に加入したインテルで結果を残したルカクは昨夏に当時のクラブ史上最高額でチェルシーへ復帰するも、金額に見合った活躍を披露することはできず。昨季はレンタルでローマに加わると、セリエA32試合で13ゴール3アシストを記録していた。