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藤尾翔太巡り異論噴出!マリ戦で細谷真大ゴール演出も「もったいない」の声

藤尾翔太 写真:Getty Images

 U23日本代表は日本時間28日未明開催のパリ五輪男子サッカー競技・グループリーグ第2戦で、マリ代表と対戦。FW藤尾翔太(町田ゼルビア)の起用法を巡って、賛否含めて様々な意見が相次いでいる。

 初戦のパラグアイ戦でダメ押しゴールを決めた藤尾。マリ戦ではFW細谷真大(柏レイソル)が前線1トップでスタメンに名を連ねる中、ベンチスタートとなった。しかしマリの強靭なフィジカルを前に攻撃陣が機能しない中、57分にFW斉藤光毅にかわって途中出場。細谷がそのまま中央で張る中、サイドを起点にプレー。FW佐藤恵允がピッチに立った後は右サイドにポジションを移すと、75分には右サイドでのスルーパスから決定機を演出するなど、この試合でも存在感を発揮している。

 しかし、藤尾の決定力を期待するファン・サポーターからは不満が。ネット上で「藤尾を前線1トップにしてほしい」「藤尾、細谷の2トップの方が良くない?」「藤尾をサイドで使うの勿体ない」といった声が。右サイドにポジションを移した後のパフォーマンスを評価する声も挙がっているほか、「藤尾は守備の時のポジションも良いしポジションも複数出来るし高さもあるし監督としては助かる」などと、同選手のユーティリティ性も評価されているが、それでも大岩監督の起用法に厳しい視線が向けられている。

 なお、日本は82分に細谷が右サイドから持ち上がり、ペナルティエリアにクロスを供給。佐藤のシュートが弾かれたものの、セカンドボールをMF山本理仁(シント=トロイデンVV)が押し込み、先制ゴールを奪っている。