日本代表・海外組 日本代表

パリ五輪マリ戦・細谷真大のプレーに指摘相次ぐ。大岩剛監督の起用法も物議

細谷真大 写真:Getty Images

 大岩剛監督率いるU23日本代表は、日本時間28日未明開催のパリ五輪男子サッカー競技・グループリーグ第2戦で、マリ代表と対戦。前半から攻撃面で苦しんでいるだけに、FW細谷真大(柏レイソル)への厳しい意見が相次いでいる。

 前線でMF山田楓喜(東京ヴェルディ)、FW斉藤光毅(ロンメルSK)、細谷を並べている日本。前半からマリ代表選手のフィジカル勝負で苦戦。押し込まれる時間帯もある中、細谷は前線でのボールロストが目立っている。また前半31分には山田からの浮き球に反応。しかしペナルティエリアでボールを足元に収められず、相手選手との競り合いで倒された。

 それだけに、ネット上では「今日細谷らしさが出てない。ボール収めてほしいのに…」「マリのフィジカルにやられている」「細谷はアスリートとしてはいいんだろうけど、チームでサッカーしてる感じがない」という指摘が。「細谷にワントップは無理」「細谷にかえて藤尾翔太を使おう」と大岩剛監督の起用法に対する注文も相次いでいるが、「細谷が悪いってみんな言っとるけどマリの普通にマリ相手にキープ大変そうだけどな」と同選手を擁護する声も挙がっている。

 細谷は日本時間25日未明開催のパラグアイ戦でもスタメン出場。この試合ではFW藤尾翔太(町田ゼルビア)のダメ押しゴールをアシストしたが、ノーゴールだっただけに日本代表OB田中マルクス闘莉王氏は「積極性や貪欲さ(が物足りない)。A代表も経験しているし、もう少しやってくれるかなと思ったけど。今回は(ゴールの)の匂いもしなかった」と語るなど、次戦にむけてのパフォーマンス向上を求めていた。