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平河悠の負傷で途中出場。佐藤恵允に批判が…大岩監督の起用法に「弱点隠せる」の声

佐藤恵允 写真:Getty Images

 大岩剛監督率いるU23日本代表は、日本時間25日未明開催のパリ五輪男子サッカー競技・グループリーグ初戦で、パラグアイ代表に5-0と大勝。ただ、ネット上ではFW平河悠(町田ゼルビア)に替わって途中出場のFW佐藤恵允(ベルダー・ブレーメン)に対する批判が噴出。批判への反論も見られるなど、同選手のプレーを巡り様々な意見が挙がっている。

 佐藤は1-0で迎えた前半35分、平河の負傷退場を受けて急きょピッチへ。右サイドからの突破でチャンスを作るなど存在感を発揮すると、後半24分に右サイドからの折り返しでMF山本理仁(シント=トロイデンVV)のゴールを演出。複数回チャンスに絡んだ一方、ピッチに足を滑らせるなどミスも散見された。

 試合後、Xでは「佐藤恵允のパフォーマンスが相変わらず上がってこない」「佐藤恵允のよさが全くわからない」といった批判が噴出。それでも「佐藤恵允選手の突破もとても大きかった!」「佐藤恵允のアシストは大きかった」と同選手を評価する声も挙がっているほか、「佐藤恵允のネットでの言われよう」「佐藤恵允、批判されすぎ」という批判への否定的な意見も湧き起こるなど、「佐藤恵允」がトレンド入りしている。

 また、試合途中で右サイドから左サイドへポジションを移したことも話題に。「佐藤恵允右サイドのほうが弱点が隠せて良さそうだな」「右サイドの方がマシなのでは…」と大岩監督の起用法にも疑問の目が向けられている。

 日本時間18日未明に行われたフランス代表との強化試合でも、批判を浴びていた佐藤。平河の怪我の程度次第では、マリ戦やイスラエル戦でもチャンスが巡って来る可能性があるだけに、さらなるパフォーマンスの向上が求められる。