左足の負傷により、パリ五輪U23日本代表から離脱したガンバ大阪所属DF半田陸。同クラブが今月25日にMF久保建英所属レアル・ソシエダとの親善試合を控える中、今季ここまでの戦いぶりを振り返ったほか、DF中谷進之介ら新加入選手がチームにもたらしている効果を語っている。
G大阪は昨季、J1で16位と残留争いに巻き込まれたが、今季はここまで24試合を終えて13勝5分6敗と、首位の町田ゼルビアから勝ち点5差の2位。チーム全体の失点数は、J1第23節終了時点でわずか「17」。昨季の「40」から大幅に改善されている。
G大阪公式YouTubeチャンネルで今月23日に公開された「CAZI散歩第二百十三話」では、同クラブOBの加地亮氏と半田が対談。同選手は昨季と今季の違いを訊かれると、以下のように守備面の改善を強調している。
「守備が安定したことが一番。DFとGKの部分で、本当に最後の最後のところで防げているシーンが多いので、失点がかなり減ったと思う。去年はやられそうなところでやられるシーンがあったけど、今年は誰かが身体を張ってくれたりする。2,3人で(ボールホルダーに)行くシーンもあるし、そういう部分で去年との違いがあると思う」
これに加地氏が「攻守ともに、良い距離感でコンパクトにまとまっている」と唸ると、半田は「(中谷など新加入選手は)みんなよく喋るし、チームの雰囲気を良くしてくれる。それぞれ良いキャラクターを持っている」と、新戦力がチームに与える好影響も前面に押し出した。
「個人としてはまだゴールもアシストもない。攻撃面で全然物足りないので、守備を一番大事にしながら結果を残したい」とシーズン後半戦への意気込みも語っていた半田だが、パリ五輪開幕直前に負傷。怪我の程度は不明だが、多くのファン・サポーターが同選手の軽傷を願っている。
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