町田ゼルビアは今月20日開催の明治安田J1リーグ第24節で、横浜F・マリノスと対戦。オーストラリア代表FWミッチェル・デュークによるゴールのきっかけとなったDF望月ヘンリー海輝のスローイン、“タオルフェイク”が話題になる中、スローイン直前の黒田剛監督の振る舞いを巡り、批判を含めて様々な意見が噴出。“町田批判”に対する疑問の声も挙がっている。
ファン・サポーターの間で話題になっているのは、町田が0-2とビハインドで迎えた後半40分のシーン。町田は敵陣左サイドでスローインを獲得すると、望月が袋の中に入っていたタオルを取り出す。ボールを拭いてペナルティエリアにロングスローを放り込むと思いきや、近くにいたMF下田北斗へ素早くスローイン。下田がすぐにクロスを放り込むと、これにデュークが頭で合わせてゴールネットを揺らした。
このトリックプレーは、サッカー番組『キックオフ』（TBS系）でも話題に。ゴールシーンを紹介する際、黒田監督が「ヘンリー投げろ！はやく！」と指示を出していたことを伝えているが、その際指揮官はテクニカルエリアの外にいたという。
同番組の映像、そしてテクニカルエリアの外にいる黒田監督の様子は、Xで瞬く間に拡散。「競技規則に則ればイエローが妥当」「監督の他にコーチもいるみたいだけど、そもそもテクニカルエリアに入れるのは1人だけだったような？」といった指摘が見受けられる一方で、「これくらいどのチームもやっている」「町田だからって細かすぎでは？」「横浜FM側も同じことで注意されていた」という声も。「心狭いな」「揚げ足取りに感じる」「粗探しだ」と投稿主に対する批判も相次いでいる。
なお、望月のトリックプレーやデュークのゴールに対しては「今回の町田のゴールはめっちゃ賢いと思った」「町田の素晴らしい判断」といったポジティブな声が。ただ一方で「卑怯だな」「何でもアリなのか」というコメントもあるほか、スローイン時のタオル使用を巡る議論も白熱している。
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