ラ・リーガ レアル・マドリード

グーグル、フェラーリ、コカ・コーラ、ロレックスを凌ぐサッカークラブは?

レアル・マドリードの旗 写真:Getty Images

 ブランド評価コンサルタント会社『ブランド・ファイナンス』は、ラ・リーガ(スペイン1部)のレアル・マドリードが世界で最も価値のあるサッカークラブ・ブランドであると最新のレポートで発表した。プレミアリーグ(イングランド1部)マンチェスター・シティは首位から陥落し2位へと後退した。

 また、レアルのブランド力指数(BSI)は100点満点中96.3点で、グーグル、コカ・コーラ、フェラーリ、ロレックスなどを上回り世界最強のブランドにランクされた。

 ブランド・ファイナンス社のデータでは、レアルのブランド価値は14億ポンド(約2,821億円)と算出され、シティも14億ポンド、バルセロナ(スペイン1部)は13億ポンド(約2,620億円)だった。また、同社によると、プレミアリーグで価値のあるクラブのブランドトップ10は、ラ・リーガのトップ10クラブの約2倍の価値があると算出。

 同社のスポーツ・サービス部門責任者ヒューゴ・ヘンズリー氏は「イングランドのトップ10クラブのブランド価値は70億ポンド(約1兆4,104億円)で、ラ・リーガの38億ポンド(約7,660億円)のほぼ2倍。レアルが2024年に世界で最も価値あるサッカークラブ・ブランドの座に就いたが、シティはフィールドでの勝利と収益の上昇に牽引され、力強い成長を続けている」とコメント。シティとレアルが、今後もフットボール・ブランドの座を巡ってライバル関係を続ける構えとの見解だ。

 また、マンチェスター・ユナイテッドのブランド価値は12億ポンド(2,419億円)、リバプールも12億ポンドの価値がつけられた。