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鎌田大地が“移籍誤報”指摘も…ロマーノ擁護意見巡り議論白熱。ドルトムントへ…

鎌田大地 写真:Getty Images

 プレミアリーグ(イングランド1部)クリスタル・パレス所属の日本代表MF鎌田大地は、自身の去就を巡り、欧州の移籍市場に精通しているジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏の“誤報”を指摘。アイントラハト・フランクフルト在籍時の移籍報道による被害を強調したが、一部識者から「誤報ではない」という指摘を受けるなど、同選手の発言を巡り議論が白熱している。

 鎌田は今月20日に自身のYouTubeチャンネルを更新。フランクフルト在籍期間中に複数回にわたり退団報道が飛び交ったことについて、「移籍報道が出た時にチームが勝てなかったら、(ヘイトが)全部俺の方に来た。『チームに集中していない』と」と当時の状況を回顧。その上で「ロマーノさんがちょっと誤報を流すから。(移籍が)決まっていないのに。流されたせいで、ファンのヘイトが全部俺に向っていた」と、著名ジャーナリストの投稿が誤報だったと主張している。

 この鎌田の発言内容が、YouTubeの一部を切り取られる形で拡散されると、一部から「厳密に言えば誤報ではないと思う」という声が。ロマーノ氏が流した情報がその時点では正しく、その後に事態が急転した可能性も指摘されているが、「選手本人を否定するのかよ」「選手本人が誤報と言うならば、100%誤報なのでは」といった反対意見も見受けられている。

 鎌田の去就に関するロマーノ氏の投稿と言えば、昨年2月下旬に「ボルシア・ドルトムントと5年契約で口頭合意」と伝えたことが記憶に新しい。ブンデスリーガ所属クラブへの移籍が濃厚と報じられたことにより、当時フランクフルトサポーターや地元メディアの間では、「鎌田はフランクフルトでのプレーに集中していない」という否定的な声が湧き起こっていた。

 それだけに、鎌田の発言を巡っては「ドルトムント移籍のことを指しているのかな」「ドルトムントへ移籍しなかっただけに、本人は誤報流されてたまらないだろうな」というコメントも挙がっている。本人が新天地クリスタル・パレスでトレーニングに励む中、ロマーノ氏の投稿に対する解釈を巡り、様々な意見が噴出している。