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京都、ファリアス獲得狙う!0.4億円オファーに幹部反応「選手は前向き」

京都サンガのユニフォーム 写真:Getty Images

 京都サンガはブラジル1部クルゼイロからDFルーカス・オリヴェイラを期限付き移籍により獲得した一方、ECジュベントゥージからブラジル人FWエリック・ファリアスの獲得に動いた可能性があるという。

 現在27歳のファリアスは、身長174cmで右利きのストライカー。ヴァスコ・ダ・ガマをはじめブラジル国内の複数クラブを渡り歩く中、イピランガRS在籍時の2023シーズン前半戦にブラジル3部リーグで9ゴールを挙げると、同シーズン途中でジュベントゥージへ完全移籍している。

 ジュベントゥージでは、加入1年目にスーパーサブとして1部昇格に貢献。2024シーズンはここまでリーグ戦12試合のスタメン出場で3ゴール1アシストを挙げるなど、センターフォワードや左サイドアタッカーでレギュラーを張っている。

 直近1年半で結果を残しているだけに、ファリアスには京都をはじめブラジル国外の複数クラブが関心を寄せていた模様。ブラジルメディア『グローボ』が今月20日に伝えたところによると、ジュベントゥージは京都とUAE1部ディバ・アル・ヒスンSCからのオファーを拒否。同クラブの幹部は京都とアル・ヒスンが提示したオファーの内容について以下のように語ったという。

 「アル・ヒスンのオファーは、レンタル料を分割払いするというものだった。京都はレンタル料25万ドル(約3900万円)の一括払いを提案した。選手にとっては良いオファーだ。(京都移籍に)前向きだが、彼は完全移籍でこのクラブを去ることになる」

 なお『グローボ』によると、ジュベントゥージは移籍金として150万ドル(約2億3600万円)を求めているとのこと。主力選手のひとりであるだけに、高額オファーが届かない限り放出に応じないという。