イングランドサッカー協会（FA）は、今夏にドイツで開催されたUEFA欧州選手権（ユーロ2024）の後、7月16日に退任を発表したガレス・サウスゲート監督の後任となるイングランド男子代表監督を公式ホームページで公募している。
サウスゲート監督が8年間務めたポストを退くことを決めた3日後に、FAは後任候補を公募した。FAは公式サイトのキャリアポータルサイトに掲載した募集要項で、次期代表監督は「イングランドサッカー界で豊富な経験を持ち、プレミアリーグおよび／または主要な国際大会で結果を残した実績のある人物」と記載し、望ましい候補者像を示している。
FAは1966年のワールドカップ以来、イングランド男子代表が何十年も待ち続けているトロフィー獲得を可能にしたいようで「主要な大会で優勝し、常に世界のトップチームのひとつにランクされるために代表チームを指導し、成長させること」を職務内容の一部として記載している。
サウスゲート監督は8年間指揮を執り、イングランド代表を2度ユーロ決勝に導きあと一歩のところまでいった。2018年のロシアワールドカップでは準決勝進出を決めた。しかし、トロフィーは結局手に入らなかった。そして今、FAはその問題を解決することを最優先事項としているようだ。
また、求人広告には「UEFAプロライセンス」が必要と書かれていることから、「UEFA Aライセンス」しか持っていない監督は候補から除外される可能性があるようだ。
応募締め切りは8月2日となっている。
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