ラ・リーガ レアル・マドリード

ヨロ獲得失敗のレアル、代替案にドルトムントDFシュロッターベックを注視?

ニコ・シュロッターベック 写真:Getty Images

 レアル・マドリード(スペイン1部)が、ボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)でプレーするドイツ代表DFニコ・シュロッターベック(24)の獲得に興味を持っているようだ。

 今夏にスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスが契約満了に伴い退団したマドリード。オーストリア代表DFダビド・アラバも長期離脱中であることから、今夏にセンターバックの補強に乗り出していたが、メインターゲットに設定していたU-21フランス代表DFレニー・ヨロはリール(フランス1部)からマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)に移籍してしまった。

 この状況のなかで、マドリードはアラバの復帰と必要に応じて昨季もスクランブル起用したフランス代表MFオーレリアン・チュアメニをセンターバックで起用することから、補強を見送る模様。だが、スペイン『レレボ』で記者を務めるロドラ氏によれば、マドリードは完全に補強の線を閉したわけではという。

 そのなかで、マドリードはシュロッターベックをリストアップしており、チャンスがあれば獲得に動き出すという。ドルトムントと2027年夏まで契約を結んでいる同選手の市場価値は4000万ユーロ(約68億4000万円)に見積もられているようだ。

 今夏に開催されたユーロ2024のドイツ代表メンバーにも選出されたシュロッターベックは、フライブルクでプロキャリアをスタートさせると、ウニオン・ベルリンへのレンタル移籍を経て、2022年夏にドルトムントへ加入。ビルドアップ能力の高さなどを武器に昨季はブンデスリーガ33試合に出場した。