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古橋亨梧が若手の見本としてセルティック監督から称えられる

古橋亨梧 写真:Getty Images

 セルティック(スコットランド1部)に所属する日本代表FW古橋亨梧。同クラブのブレンダン・ロジャース監督から、その行動が称えられているようだ。

 古橋は現地7月10日に行われたクイーンズ・パーク(スコットランド2部)との親善試合(6-4)でハットトリックを達成し、復調の兆しを感じさせている。その前の現地5日に行われたエアー・ユナイテッド(スコットランド2部)との親善試合(1-1)でもPKから得点を決めており、プレシーズンとはいえ2試合で4得点と最高の形でスタ-トした。

 古橋はシーズン終了後に日本代表に召集されていなかった関係で、他の選手よりもチームに早めに戻り、トレーニングをこなしていた。

 ロジャース監督はその献身的な姿勢で若い選手たちの手本となっている古橋について「彼はトップレベルの状態に見える。トレーニングで本当に頑張っている。まだプレシーズンだけど、チームの中心選手として、いいスタートをきって若い選手たちの見本となっている」と称賛していることがセルティックのニュースサイト『67 Hail Hail』で伝えられている。

 また、古橋は自らの調子について『CELTIC TV』でのインタビューに答え「まだまだ得点するチャンスは他にもたくさんあったので、決めないとなと思っています。シーズン開幕まで、まだ時間があるので、もっとコンディションを上げれるように頑張っていきたいと思います」と、どん欲な姿勢を示した。

 古橋は伝統的な緑と白のユニフォームを着て、もう1度素晴らしいシーズンを送りたいと考えているようで、昨2023-24シーズンの全コンペティション50試合19得点を超える活躍ができるのか、現地でも高い注目を浴びている。