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浦和、ヘグモ監督解任か。提携先タイ1部ムアントン方面で報じられた理由とは

ペア・マティアス・ヘグモ監督 写真:Getty Images

 浦和レッズは今月14日開催の明治安田J1リーグ第23節で、京都サンガに0-0と引き分け。横浜F・マリノスがハリー・キューウェル監督の解任に踏み切るとみられる中、浦和もペア・マティアス・ヘグモ監督解任に向っている模様。今月中旬にタイ国内で報じられている。

 浦和は2023シーズン終了後、マチェイ・スコルジャの後任としてヘグモを招へい。MFサミュエル・グスタフソンら複数の新戦力を獲得したが、今季はここまで9勝6分8敗とJ1の舞台で苦戦。今年夏の移籍ウィンドウで主将のDF酒井宏樹、副主将のDFアレクサンダー・ショルツ、中盤の要であるMF岩尾憲、MFオラ・ソルバッケンらが退団しており、守備陣の選手層に不安を抱えている状況だ。

 そんな中、タイ大手メディア『サイアムスポーツ』が今月中旬、タイ1部ムアントン・ユナイテッドの補強を特集。これによると、ムアントンはパートナーシップ提携先の浦和から新戦力獲得を狙っている模様。しかし、浦和はヘグモ監督の解任を検討。ムアントンが獲得を狙っている選手は、新指揮官のもとで出場機会を増やす可能性があるという。

 タイ代表MFチャナティップ・ソングラシンの古巣であるムアントンは、2023/24シーズンのタイ1部リーグを5位だったほか、タイ国内カップ戦でも準優勝。ジュビロ磐田から期限付き移籍により加入していたMF大森晃太郎の今夏退団が濃厚とみられるだけに、大森に替わるアジア枠の選手獲得を目指している。

 なお『サイアムスポーツ』によると、ムアントンは浦和所属選手の獲得期限を来週に定めた模様。浦和の監督人事次第では、ターゲットを切り替える可能性があるという。