Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

韓国代表パク・ミンギュが札幌移籍「J1他クラブ関心も…」海外挑戦の理由とは

北海道コンサドーレ札幌 写真:Getty Images

 スペイン人FWジョルディ・サンチェスやDF大﨑玲央、ガーナ人MFフランシス・カンを迎え入れるなど、J1残留に向けて大型補強を行っている北海道コンサドーレ札幌。FC琉球所属FW白井陽斗にくわえて、韓国1部・水原FCから韓国代表DFパク・ミンギュの獲得も決めたという。

 現在28歳の同選手は、身長178cmで左利きのサイドバック。FCソウル、大田ハナシチズンなど韓国国内の複数クラブを渡り歩き、2023年1月に入隊のため水原FCから韓国国軍傘下の金泉尚武へレンタル移籍すると、2023シーズンにリーグ戦25試合でプレーするなど、主力選手として1部昇格に貢献。今季はリーグ戦14試合でスタメン出場も、先月1日の試合を最後に全試合でベンチ外となっている。

 韓国メディア『インターフットボール』は今月15日、韓国サッカー関係者の話として「パク・ミンギュは札幌へ移籍する。今月に兵役期間を終えた後、移籍手続きが完了した。今は水原FC、札幌の公式発表待ちだ」とリポート。これによると、同選手には韓国国内の複数クラブが関心を寄せていたものの、本人は年齢を踏まえた上で、今年夏が海外挑戦のラストチャンスだと判断したという。

 また記事では「札幌以外のJ1所属クラブもパク・ミンギュの獲得に興味を示していたが、彼の選択は札幌だった。札幌で活躍すれば、韓国代表の左サイドバックで良いオプションとなり得る」と綴られている。

 パク・ミンギュは2022年3月のFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選(対イラン)でA代表初招集。その後もパウロ・ベント元監督のもと、同年11月までコンスタントに招集されたがデビューを果たせず、カタールW杯出場メンバーから落選している。