リバプール、ユーロ準優勝のイングランドDFグエイとすでに交渉中？

　リバプール（イングランド1部）が、クリスタル・パレス（同1部）に所属するイングランド代表DFマルク・グエイ（23）の獲得に興味を持っているようだ。

　主将であるオランダ代表DFビルジル・ファン・ダイクが守備の要として君臨しているリバプール。フランス代表DFイブラヒマ・コナテやイングランド代表DFジョー・ゴメスが在籍しているものの、昨季限りで元カメルーン代表DFジョエル・マティプが契約満了に伴い退団したことからセンターバックの補強を目指しているという。

　移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、リバプールは長い間グエイをモニタリングしており、すでに交渉を行なっているという。しかし、同選手はドイツで開催されたユーロ2024に参戦していたことから交渉は進展していないようだ。

　また、イングランド代表DFには日本代表DF冨安健洋が在籍するアーセナルも関心を示しているが、オファーを打診するかは別の話だという。パレスは2026年夏まで契約を結んでいる同選手に少なくとも移籍金6500万ポンド（約133億2000万円）を求めているようだ。

　チェルシー下部組織出身のグエイはスウォンジーへのレンタル移籍を経験後、2021年夏にパレスへ完全移籍。ビルドアップ能力の高さと高いリーダーシップを武器に昨季は負傷離脱がありながらも、プレミアリーグ25試合に出場すると、準優勝に終わったユーロ2024ではイングランド代表の主力DFとして活躍した。