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スリナム代表GKハーンが京都退団「スウェーデン移籍で合意」移籍金は…?

ヴァルネル・ハーン 写真:Getty Images

 京都サンガに所属するスリナム代表GKヴァルネル・ハーンの今夏移籍がほぼ確実になった模様。今月13日までに、スウェーデン1部ハンマルビーIF加入で合意に達したという。

 オランダ年代別代表でのプレー経験を持つハーンは、オランダ1部フェイエノールト、ベルギー1部アンデルレヒト、スウェーデン1部IFKヨーテボリなど欧州複数クラブを渡り歩いた後、昨年1月に京都へ加入。しかし来日1年目の2023シーズンで公式戦2試合の出場に終わると、今季はGKク・ソンユンが正守護神を務める中、YBCルヴァンカップ1試合の出場にとどまっており、5月以降は公式戦全試合でメンバー外だ。

 そんなハーンの去就を巡っては、スウェーデンメディア『Fotbollskanalen』が今月3日にハンマルビー移籍の可能性を報道。同クラブのスポーツディレクターが「我々が誰と話しているのか、今話すつもりはない」とハーン獲得の可能性について言及を避けたものの、現地ではGKオリバー・ドビンの後釜として同選手を迎え入れるとの見方が広まっていた。

 すると同メディアは13日になって「ハンマルビーはドビンに替わるGKとして、ハーン獲得で合意に達した。近日中にも公式発表する予定だ」とリポート。これによると、ドビンはイングランド2部所属クラブへの移籍が決定的であるとのこと。一方、同選手は京都との契約を2024シーズン終了後まで残しているため、移籍金発生の可能性があるという。

 なおハンマルビーは過去にスウェーデン1部リーグを1度制したほか、2020シーズンには国内カップ戦で優勝。2023シーズンを7位で終えると、2024シーズンは第13節終了時点で首位マルメFFから勝ち点13差の5位につけている。