Jリーグ 移籍

名古屋・相馬勇紀の元同僚。ブラジル人FWがJ移籍?「コリンチャンスがリーク」

レオ・ナテル 写真:Getty Images

 日本代表MF相馬勇紀は町田ゼルビア移籍の可能性が報じられたものの、名古屋グランパス復帰が今月11日に正式決定。14日開催の明治安田J1リーグ第23節・柏レイソル戦でのスタメン出場が見込まれる中、ポルトガル1部カーザ・ピアACで相馬とチームメイトだったブラジル人FWレオ・ナテルも、Jリーグ移籍の可能性があるという。

 現在27歳のナテルは、身長179cmで右利きのウインガー。ブラジル国内の複数クラブを渡り歩いた後、2022年8月にブラジル1部コリンチャンスからカーザ・ピアへ期限付き移籍した。しかし2022/23シーズン序盤から出場機会に恵まれず、昨年1月に加入した相馬とのポジション争いで完敗。ポルトガル1部リーグで4試合の出場に終わり、わずか1年で退団していた。

 カーザ・ピア退団後は、コリンチャンスの構想に含まれず、昨年夏にメルボルン・シティへ期限付き移籍。2023/24シーズンの豪州1部リーグで19試合にスタメン出場し、6ゴール4アシストと結果を残しただけに、すでに複数クラブから注目を浴びているという。

 ナテルの去就を巡っては、ブラジルメディア『UOL』が先月18日に日本、韓国、中東クラブからの関心を伝えたほか、「メルボルンが彼の完全獲得に興味を示している」と綴っていた。

 すると、ブラジルメディア『SOU TIAMO』は今月12日に「コリンチャンスがナテルを日本国内クラブへ売却する可能性があるとリークした」とリポート。これによると、コリンチャンスのもとには日本、韓国、ロシア国内クラブからオファーが届いているとのこと。コリンチャンスは同選手を2024シーズン後半戦の構想に含めていないという。

 なお、イタリアメディア『カルチョメルカート』によると、コリンチャンスは2023/24シーズンまでトルコ1部アダナ・デミルスポルに在籍していた元イタリア代表FWマリオ・バロテッリの獲得に向っているとのこと。ただ、最高経営責任者など複数幹部の反対により、選手側との交渉はストップしているという。ブラジル1部リーグ第16節終了時点で2部降格圏の17位に沈む中、同クラブの動向に注目が集まる。