7月14日にフクダ電子アリーナで開催される2024明治安田J2リーグ第24節でロアッソ熊本(現16位)と対戦するジェフユナイテッド千葉(現7位)が試合に向け囲み取材を行った。
7月10日に行われた天皇杯3回戦では、120分にもおよぶ激闘の末2-1でFC東京を下した千葉。そこから中3日で行われる熊本戦だが、小林慶行監督は「喜ぶのはその日(勝った日)まで」と選手たちに告げたという。
「重要なリーグ戦に向けて準備できていると信じています。熊本はしっかりと設計がされていて、最終ラインから丁寧なビルドアップをしてくるチーム。守備に関しても、後ろの選手がどんどん人を捕まえてくるアグレッシブなサッカーをしてくる印象です。粘り強く守備をしながら、どれだけ高い位置でボールを引っ掛けることができるか。そして奪った後に、もう一つ前に進むパワーを出せるかどうかが重要になる」と語っており、ハードな連戦において変わらぬ強度を維持できるかがポイントとなりそうだ。
また、短期間での連戦であることを踏まえたメンバー編成について問われると「常にブラッシュアップしようと思っています。熊本戦は、120分戦った(FC東京戦)後の連戦になるので、自分たちが最大値のパワーを出すためにどうすればいいかを考える必要があります。熊本の戦い方に対し、メンバリングを含め攻守における狙いを明確にした戦い方を考えることが、いつも以上に重要になるかもしれない。選手の表情なども見ながら熊本戦に向けてパワーを出せる選手を判断していきたい」と語った。
ここから中断期間に入っていくなかで、選手たちにとって熊本戦は実戦におけるアピールの場としても重要だ。勝利を絶対条件に、チャンスを掴み取った選手たちの躍動にも期待したい。
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