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神戸DF酒井高徳の実弟が154万円を集めて話題に

酒井高聖 写真:Getty Images

 ヴィッセル神戸所属の元日本代表DF酒井高徳の実弟で、元プロサッカー選手でもある酒井高聖(さかい・ごうそん)氏が、ビーツ事業の資金を作るためのクラウドファンディングを行なっている。

 同氏は兄高徳のように2014年アルビレックス新潟でプロキャリアをスタートさせたが、2022年にドイツ4部レギオナルリーガのFVイラーティッセンで現役を引退したのち、同年11月に神戸市東灘区御影にカフェ『Alster&Garten(アルスターガーテン)』をオープン。カフェが順調に軌道に乗って以降は、新たにビーツを広める事業を立ち上げていた。

 今年5月にビーツ事業の資金を作るためにクラウドファンディングをスタート。兄高徳のInstagramを通じてのサポートの甲斐もあってか、目標額の100万円を上回る154万円が集まったようだ(現在は200万円に挑戦中)。

 ドイツや欧州では定番の野菜として知られているビーツは、栄養価が高くアスリートにも好まれている。ドイツ人の母親の影響やドイツでサッカー選手として活動しているうちにビーツの良さを認識したであろう高聖氏は、日本国内で無農薬、保存量不使用でビーツを作っており、スムージーや実際の食事に取り入れるように呼び掛けている。

 スポーツ一家である酒井家。長男(高喜氏)は柔道選手で、次男の高徳は元日本代表、三男の宣福(レノファ山口)もサッカー選手として活躍している。そんな酒井家四男の新たなビーツプロジェクトが、多くのスポーツ選手をサポートする日が来るのかもしれない。