7月10日にフクダ電子アリーナで開催される第104回天皇杯(JFA全日本サッカー選手権大会)3回戦でFC東京(J1リーグ現8位)と対戦するジェフユナイテッド千葉(J2リーグ現7位)が試合に向け囲み取材を行った。
同大会2回戦では中京大学を2-1と制し勝ち上がった千葉だが、直近のリーグ戦では第23節で清水エスパルス相手に0-2と敗北しており、早急な立て直しが求められている。そんな中で小林慶行監督は「自分たちがやり続けていることを信じる」と話す。
「夏場で頭が働かなくなり、走れる距離が減ることは自然なことです。ただし、相手も同じ状況にいる。清水戦はボールへのリアクションスピードや質が明らかに落ちていて、自分たちが大切にしてきた部分でも相手に上回られるシーンが散見された。オフ・ザ・ボールの準備は今すぐにでも改善できることですし、FC東京との試合で解決できるかが試される」と、清水戦での反省を次に活かせるかがポイントだとした。
そのうえで「FC東京は個の能力が高く、間違いなく強い相手です。そこにチャレンジするマインドを見せないといけませんし、強い覚悟を持たなければ圧倒されてしまいます。自分たちの強度ではごまかしきれない個を持っていますが、全力でぶつかる矢印をチーム全員で表現する」と語った。
また「チャンスが来た選手には、今までの準備を表現してほしい」とも話した小林監督。清水戦に続き強敵との対戦になるが、天皇杯でチャンスを得た選手たちの躍動にも注目したい。
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