元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、2023/24シーズン限りでセビージャを退団。そのセビージャは今年夏の日本ツアーで北海道コンサドーレ札幌、サガン鳥栖と対戦するが、同選手にはJリーグ移籍の可能性があるという。
現在38歳のラモスは、MFアンドレス・イニエスタとともに2010年開催の南アフリカW杯でスペイン代表を優勝に導いたほか、2度のUEFA欧州選手権(ユーロ)制覇も経験。レアル・マドリードでは在籍16年で5度のラ・リーガ制覇、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇など、数多くのタイトルを手中に収めてきた。
2021年夏のマドリード退団後は、パリ・サンジェルマン(PSG)を経て昨年9月にセビージャへ復帰。2023/24シーズンのリーグ戦で28試合に出場して3ゴールを挙げるなど、経験豊富なベテラン選手として存在感を発揮したが、契約満了により1年でチームを離れた。
そんなラモスの去就を巡っては、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が先月18日に「彼のもとに具体的なオファーは届いていない」とリポート。移籍先の有力候補にサウジアラビア、MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)を挙げたものの、記事では「イニエスタやダビド・ビジャがキャリアの終盤でプレーした場所である日本も排除していない」とJリーグ行きの可能性にも触れられている。
またスペインメディア『Fichajes』は先月30日に「彼は移籍先を2クラブに絞った」とリポート。MLSのサンディエゴFC、FWリオネル・メッシ擁するインテル・マイアミを挙げており、Jクラブは含まれていない。
ただ、ラモスには以前からJリーグ移籍の噂が。PSG退団後の2022年夏には、スペインメディア『El Nacional』が「彼にはヴィッセル神戸と契約する選択肢がある。Jリーグ行きへの意欲も持っている」と綴っていたが、この時は幻に終わった。今年夏のビッグネームのJリーグ参戦が噂されているだけに、同選手の去就にも注目が集まる。
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