V・ファーレン長崎は今月6日開催の明治安田J2リーグ第23節で、ロアッソ熊本に2-0と勝利。ただ、ネット上ではMFマテウス・ジェズスによる“幻のゴール”が話題に。主審の判定に対する批判の声も飛んでいる。
ファン・サポーターの間で問題視されているのは、長崎が2-0とリードで迎えた53分のシーンだ。長崎は左サイドのコーナーキックに、ペナルティエリアでDF櫛引一紀が頭で合わせると、この枠内シュートにマテウスと熊本所属GK田代琉我が反応。マテウスは背後からDF岩下航に絡まれると、田代とともに転倒。その際、ボールがゴールマウスに吸い込まれた。
しかし、田代がボールを掴むと、ゴールは認められずプレー続行。田代から前線を狙ったボールがサイドラインを割った後、主審は長崎ベンチや同クラブ所属の複数選手に説明している。
インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継映像では、マテウスが倒れた直後にボールがゴールラインを割っているように見える。それだけに、当該シーンが瞬く間にXで拡散されると、「マテウスのゴールなのに…」「誤審なのでは?」「Jリーグの審判のレベル低い」「J2にもVARを」といった声が飛んでいる。
ただ一方で、一部のファン・サポーターからは「櫛引がヘディングシュートを放った瞬間に、マテウスの位置がオフサイドだったのでは」という意見も。ただ、オフサイドの場合でも熊本のフリーキックで試合再開となるため、笛を吹かなかった主審の判断は誤っていることになる。
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