ユベントス(イタリア1部)が、ニース(フランス1部)に所属するフランス代表MFケフラン・テュラム(23)の獲得に興味を示しているようだ。
バルセロナやユベントスで活躍した元フランス代表DFのリリアン・テュラム氏を父に持ち、兄はインテルでプレーするフランス代表FWマルクス・テュラムであるケフランは、モナコでプロデビューを果たすと、2019年夏にニースへ移籍。アグレッシブなプレースタイルと恵まれたフィジカルが売りの守備的MFで昨季はリーグ・アン27試合に出場して1ゴール1アシストを記録した。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ユベントスはケフランに関して移籍金2000万ユーロ(約34億6000万円)でニースとの合意が近づいているという。それに加えて、ボーナスが追加される見込みで、最終的に移籍金2400万ユーロ〜2500万ユーロ(約41億5000万円〜約43億3000万円)になるようだ。
なお、新シーズンからチアゴ・モッタ監督が指揮を執るユベントスは、アストン・ビラ(イングランド1部)からブラジル代表MFドウグラス・ルイスを獲得。昨季は公式戦53試合に出場して10ゴール10アシストを記録した同選手に移籍金最大5150万ユーロ(約89億2000万円)を投じている。
その一方で、昨季限りで契約満了となったフランス代表MFアドリアン・ラビオの慰留に向けて交渉を継続しているとのこと。マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)などからの注目も浴びる同選手は自身の去就について「まだ何も決めていない。なにが起こるかわからないが、今は話したくない」と去就についての明言は避けている。
コメントランキング