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浦和GK西川周作が世界進出「ペイショット殴った」磐田公式も不満あらわに

西川周作 写真:Getty Images

 浦和レッズ所属GK西川周作は、6月30日開催の明治安田J1リーグ第21節ジュビロ磐田戦でフル出場。磐田所属MFマテウス・ペイショットに対するコンタクトプレーが物議を醸しており、海外でも話題に。磐田側の対応も議論の対象となっている。

 ファン・サポーターの間で問題視されているのは、2-0と浦和リードで迎えた68分のシーンだ。磐田は敵陣でボール回しをする中、MFブルーノ・ジョゼがペナルティエリアへクロスを供給。ボールは浦和所属DF大畑歩夢に当たった後、浮き球となってゴール前へ。これに西川、浦和所属DFDFマリウス・ホイブラーテン、ペイショットが競り合った。

 その際、西川はパンチングでしたが、ペイショットがヘディングシュートをした直後に右こぶしが同選手の後頭部を直撃。シュートは枠を外れた後、磐田所属の複数選手は主審にファウルをアピールしたが、磐田にPKが与えられることはなかった。

 このパンチングのシーンは、世界中のフットボールを対象に話題性豊かな出来事を取り上げるXアカウント『Out Of Context Football』でアップ。インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継映像の一部が切り取られる形で拡散されると、「これでカード出てないのおかしい」「ペイショットは大丈夫なのか」「ペイショット殴っている」「VARは仕事しているのか」「レッドだ」などと、ノーファウル判定に対する批判が殺到。英語で「ゴールキーパーはレッドカードを受けるべきだ!」「すごく痛いだろうね…」といった書き込みも見受けられる。

 また磐田は試合終了後、公式Xアカウントのヘッダーに西川の右こぶしがペイショットの後頭部を直撃するシーンを一時アップ。これには「磐田公式も怒っている」「すごい不満なんだろうなあ」といった同情のコメントが見られる一方で、「公式がアピールしてはダメ」などと否定的な意見も挙がっている。