
かつてヴィッセル神戸、清水エスパルス、セレッソ大阪、東京ヴェルディを率いていたスペイン人のミゲル・アンヘル・ロティーナ氏が、日本での生活やJリーグ復帰の可能性について語った。
ロティーナ氏はレアル・ソシエダやビジャレアルなどスペイン国内の複数クラブを経て、2017年にJリーグ挑戦。東京Vを2年つづけてJ1昇格・参入プレーオフに導いたほか、C大阪時代には守備の重きを置いた戦術を浸透させ、上位争いを展開。清水や神戸で結果を残せなかったが、5年以上日本で指揮を執っていた。
2022年6月に神戸監督を解任されて以降、2年間にわたりフリーの身であるロティーナ氏。スペインメディア『dxt』で今月18日に掲載されたインタビュー記事によると、同氏は「日本での生活に慣れるのは難しい」とJクラブ監督時代を振り返ると、日本文化や日本人のコミュニケーションについて以下のように語っている。
「性格、文化、食べ物など、すべてがまったく違うからね。私自身、日本の文化や教育、街中だけでなく、職場でもお互いに敬意を払う日本人の性格が好きだ。だけど、久々に会った人にハグをするというような習慣は、日本にはない。日本人はスペイン人の愛情表現を気に入っているけどね。間違いなく日本は例外的な国だ」
ロティーナ氏は2022年11月、スペイン・マドリードの日刊紙『ラ・ラソン』のインタビューで「今は家族や友人と楽しく過ごしながら、サッカーのことも考えている。気持ちが穏やかなんだ。(監督として)サッカーの世界に戻るのは難しいけど、何が起こるか分からないからね。もしかしたら、日本に戻るかもしれない。何事もうまくいくことを祈るばかりだよ」とJリーグ復帰の可能性に含みを持たせていた。
しかし、『dxt』のインタビューでは「私は日本に戻る機会を待っていた。日本側の代理人もその機会をうかがっていたけど、うまくいかなかった。イランで仕事をするチャンスもあった。強豪クラブのひとつで良いプロジェクトだったけど、国内情勢や他の事情もあり、うまくいかなかった。もう一度日本で仕事したいと思っていたけどね」と語ったという。
中村草太へのファウルでカードなし…広島vs横浜FCの清水勇人主審に降格処分論
文: Shota | 2025/3/2 | 33
後半荒れ気味のサガン鳥栖vs大宮アルディージャで…山下良美主審に批判相次ぐ
文: Shota | 2025/3/15 | 32
札幌・岩政大樹監督解任論巡り賛否。熊本戦完敗でJ2残留目標という声も
文: Shota | 2025/2/23 | 31
広島スキッベ監督苦言・町田の黒田剛監督賛同のファウル判定基準変更に関する署名活動開始
文: Shota | 2025/3/3 | 29
三笘薫のプレーに悪影響も!伊藤洋輝を日本代表OB批判「それさえしない」
文: Shota | 2025/3/22 | 28