ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

アトレティコ、ソシエダDFの獲得に向けてクラブ間交渉?ユーロ前までに進展望む

ロビン・ル・ノルマン 写真:Getty Images

 アトレティコ・マドリード(スペイン1部)が、レアル・ソシエダ(同1部)に所属するスペイン代表DFロビン・ル・ノルマン(27)の獲得に動いているようだ。

 フランス生まれながら昨年6月にデビューを果たしたスペイン代表では10キャップを刻むル・ノルマンは、2016年にブレストからソシエダの下部組織へ入団。2018年にトップチーム昇格を果たすと、ビルドアップ能力の高さなどを武器に今季は公式戦43試合に出場している。

 スペイン『レレボ』によれば、今夏に開催されるユーロ2024を戦うスペイン代表のメンバー候補に含まれていることから日本ツアーには参加しなかったル・ノルマンに対して、アトレティコが関心を持っており、ソシエダと交渉を行なっている模様。ディエゴ・シメオネ監督が望む同選手の獲得に向けてアトレティコはユーロ開幕前までに交渉を進展させたいと考えているようだ。

 スペイン代表DFマリオ・エルモソとセルビア代表MFステファン・サビッチの退団が有力視されていることから守備強化を優先事項に掲げているアトレティコは、契約解除金が5000万ユーロ(約84億5000万円)に設定されているル・ノルマンをボーナス込みの移籍金3000万ユーロ(約50億7000万円)程度での獲得を希望しているようだ。

 アトレティコはスペイン代表DFの獲得を熱望していることから、今後2週間以内に重要な局面を迎える可能性があるとのこと。日本代表MF久保建英が在籍するソシエダの主力としてプレーする同選手だが、どのような結末が待っているのだろうか。