アイントラハト・フランクフルト所属の元日本代表MF長谷部誠は、今月18日開催のブンデスリーガ最終節RBライプツィヒ戦をもって現役引退。24日には日本国内で引退会見を開いたが、日本代表OBの前園真聖氏が両者の契約内容を明かすとともに、長谷部の今後に期待を寄せている。
前園氏は今月26日放送の情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演。話題が長谷部の現役引退に及ぶと、「本当にお疲れ様でした」と労いの言葉を送った上で、長谷部がフランクフルトに残った背景について語っている。
「現役中にも5年契約を結んでいた。引退はしたけど、契約はあと2年残っている。それはクラブからの提案で『引退してもこのクラブに残ってくれ』という、ある意味話したくなる契約。長谷部自身も引退後に自身の経験をフランクフルトに還元したいという思いがあった。まずはフランクフルトのセカンドチームで指導する」
また、前園氏は「海外トップチーム監督の経験があって、今度は日本代表に還元できれば、日本サッカー界がよりレベルアップする」と、長谷部の日本代表監督就任を期待。
MCの東野幸治さんから「日本代表の監督になった時に、長谷部さんという名前で欧州強豪国とマッチメイクしやすくなるのでは?」という質問に対しては、「長谷部が何かしらの立ち位置だったら、欧州で知らない人はいないので、そこはスムーズに連携できると思う」と私見を述べた。
2022年のFIFAワールドカップ・カタール大会でドイツ代表やスペイン代表を下した日本。長谷部の今後のキャリア次第では、欧州強豪国との親善試合で対戦する頻度が増えるかもしれない。
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