ブレンビーIF所属MF鈴木唯人は、MF久保建英(レアル・ソシエダ)と同じくパリ五輪の日本代表メンバー入りが期待される中、MF遠藤航所属リバプール、DF伊藤洋輝、MF原口元気所属VfBシュツットガルトなど、複数クラブからの関心が報じられている。そんな中、リバプールの専門サイト『アンフィールド・インデックス』が今月13日、清水エスパルスからブレンビーIFへ完全移籍した後に向上したデータをもとに、鈴木の特徴を分析している。
同メディアは「リバプールが今年夏に契約可能な3選手」のひとりとして鈴木を紹介。「すでにスカウト陣がブレンビーIFの試合を視察している。彼は南野拓実みたいな存在で、デンマーク国内で脚光を浴びている」とした上で、同選手のプレースタイルや成績について以下のように評している。
「彼はブレンビーで公式戦29試合に出場して10ゴール9アシストをマーク。直近のリーグ戦7試合では6ゴール5アシストを挙げている。彼の特徴は両利きであること。右足でも左足でもスムーズにドリブルしてシュートを打つことができるため、予想不可能なフィニッシャーだ。前線3トップならば、どのポジションでもプレー可能だ」
「彼はJリーグ(清水エスパルス)でプレーしていた時、チャンスをものにするのに苦労しており、決定機に対するゴールの割合が10%だった。しかし彼は決定力を向上させるために努力してきた。今季は30%にまで改善している」
なお、オランダメディア『Voetbal』が今月6日に報じたところによると、リバプール、トッテナム・ホットスパー、マンチェスター・シティ、シュツットガルト、バイエルン・ミュンヘン、ヴォルフスブルク、ウニオン・ベルリン、ホッフェンハイム、ソシエダ、ミラン、ナント、アヤックス、パルマ、KRCヘンクの14クラブが鈴木の獲得に興味を示している模様。ドイツ紙『キッカー』は、ブレンビーIFが移籍金として2000万ユーロ(約33億3000万円)を要求する可能性を報じている。
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