ラ・リーガ レアル・マドリード

レアル、放出候補から一転してフランス代表DFに新契約用意か。信頼勝ち取る

フェルラン・メンディ 写真:Getty Images

 レアル・マドリード(スペイン1部)が、所属するフランス代表DFフェルラン・メンディ(28)との契約延長を望んでいるようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

 2019年夏にオリンピック・リヨンからマドリードに加わり、対人守備の強さやスプリント能力の高さを武器に左サイドバックのレギュラーとして活躍しているメンディ。今季もここまで公式戦33試合に出場して1ゴールを記録している。

 そんなメンディとマドリードの現行契約は2025年夏まで。マドリードは今季の好パフォーマンスを受けて、カルロ・アンチェロッティ監督からの信頼も厚い同選手に契約延長オファーを準備しているという。

 しかし、マンチェスター・シティ(イングランド1部)やバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)からの注目を浴びているフランス代表DFにはサウジアラビアのクラブからオファーが代理人に届いているとのこと。そのため、難しい延長交渉が待っているようだ。

 なお、マドリードは左サイドバックの補強としてバイエルンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスの獲得に興味を持っている模様。ただ、同選手はメンディとは対照的に2025年夏に契約満了を迎えるバイエルンで序列を下げている。

 2年ぶりにラ・リーガを制したマドリードは来季の陣営としてメンディとデイビスがポジションを争うことはないとのこと。どちらかと昨夏にラージョ・バジェカーノから復帰したスペイン代表DFフラン・ガルシアが務める見込みのようだ。