
MF:山口蛍(ヴィッセル神戸)
昨季までと同様、今季もここまでヴィッセル神戸の中盤を支えるMF山口蛍。第9節の湘南ベルマーレ戦でも攻守に存在感を発揮していた(1-0)。攻撃では機を見て前線に顔を出し強烈なミドルシュートを放つなど見せ場を作り、守備でも出足の鋭いパスカットを披露するなど持ち味を発揮。最終盤までスコアの動かない難しいゲームとなったが、頼もしい安定感でチームを勝利に導いた。

MF:宮本英治(アルビレックス新潟)
直近5試合未勝利と苦しむアルビレックス新潟は、第9節で京都サンガと対戦。後半にFW谷口海斗の挙げた1点を守り切り6試合ぶりの勝利を手にした(1-0)。この試合で今季新戦力の1人MF宮本英治は、直接得点にこそ絡まなかったがDFラインの背後を狙う浮き球のパスでの決定機演出など随所に好プレーを披露。ゴール前にも顔を出し惜しいシュートを放つなど、持ち味を存分に発揮し改めて能力の高さを示した。

MF:和泉竜司(名古屋グランパス)
直近5試合は4勝1分と勢いに乗る名古屋グランパス。第9節では開幕から負けなしの好調なセレッソ大阪を相手に2-1と勝利を収め、今季2度目の連勝を果たした。そんな勝利にMF和泉竜司の働きは必要不可欠なものだったと言えよう。丁寧なスルーパスでのチャンスメイクや先制点のきっかけとなるボレーシュートなど攻撃面での働きはもちろんのこと、最終盤まで前線からのプレスなど守備でも献身的な姿を見せ続けチームの勝利に貢献した。

FW:マルセロ・ヒアン(サガン鳥栖)
サガン鳥栖はホームで鹿島アントラーズを破り、7試合ぶりとなる勝利を挙げた(4-2)。第2節の北海道コンサドーレ札幌戦以来となる複数得点で勝利した今節はFWマルセロ・ヒアンの活躍が光った。前半にPK失敗こそあったものの、前半終了間際にコーナーキックを頭で合わせて逆転ゴールをマーク。後半にも相手から上手く離れ、マイナスのクロスをダイレクトで合わせて追加点をもたらしチームに勝利を呼び込んだ。

FW:武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)
2連勝を狙うヴィッセル神戸は、第9節で湘南ベルマーレと対戦。終盤まで互いにスコアレスが続くゲーム展開となったが、後半アディショナルタイムにFW武藤嘉紀のゴールで勝ち点3をもぎ取った(1-0)。武藤はこの試合、後方まで戻っての守備対応など献身的な姿勢を随所に披露。ゲーム終了間際、途中投入されたFW大迫勇也の丁寧なラストパスをゴールへ流し込み先制点をもたらし劇的な勝利に貢献した。

FW:谷口海斗(アルビレックス新潟)
いずれも直近5試合で勝利のないアルビレックス新潟と京都サンガの対戦は、1-0と新潟が後半に挙げた1点を守り切り6試合ぶりとなる勝利を収めた。そんな貴重な先制点を挙げたのがFW谷口海斗だ。前半互いにゴールを割らせない拮抗したゲーム展開の中で迎えた後半、競り合いのこぼれ球を柔らかいトラップでコントロールすると、そのまま振り向きざまのボレーで先制点をマーク。鮮やかな一振りでチームに勝利をもたらした。
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