U23韓国代表は、今月22日開催のAFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選グループステージ最終節でU23日本代表と激突。ファン・ソンホン監督はかつてセレッソ大阪でプレーしていただけに、C大阪OB大久保嘉人氏との繋がりがあるという。
北京五輪の日本代表メンバーである大久保氏は、インターネット動画配信サービス『DAZN』で今月22日配信開始の「やべっちスタジアム」に出演した際、ファン・ソンホン監督との関係について告白。「Jリーグで得点王を獲っているし、日本でも馴染みのある人物。日本に独自のネットワークがあると思うので、日本の情報がある程度入っているかもしれない」と切り出すと、直後に「去年、味の素スタジアムに行ったとき、ファン・ソンホン監督に偶然会った」と韓国代表指揮官との面識があることを明かす。
さらに大久保氏は「ファン・ソンホン監督とは結構長い時間、話をした。だけど、何を話したのかは忘れてしまった」と会話内容を明かさず。矢部浩之さんが「バカだな!」と反応してスタジオが笑いに包まれる中、「なんとなくセレッソ大阪の話はした。代表の話もした。『どうですか?』と(質問していた)。けど、全然覚えていない」と代表戦も話題に挙がったことを明かしたが、具体的な言及を避けているだけに、矢部さんから再び「バカだな!」と突っ込まれている。
ファン・ソンホンは1998シーズン途中から1年半にわたりC大阪でプレー。1999シーズンにはJ1リーグ25試合の出場で24ゴールをマークし、得点王のタイトルを獲得。韓国人選手で得点王に輝いたのは、ファン・ソンホンただ一人と、Jリーグの歴史に名を刻んでいる。
昨年、味の素スタジアムを訪れていたというファン・ソンホン監督。FC東京や東京ヴェルディのホームスタジアムであるだけに、MF松木玖生(FC東京)やGK野澤大志ブランドン(FC東京)らを視察していたとみられる。
また、大久保氏は2001年に国見高校からC大阪へ加入したため、ファン・ソンホンとともにプレーした経験はない。ただ、ともにC大阪OBであるだけに、ファン・ソンホン監督が大久保氏から松木をはじめ日本代表選手に関する情報を収集していたかもしれない。
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