U19日本代表FW後藤啓介は、ジュビロ磐田からベルギー1部アンデルレヒトへ期限付き移籍中。現在はアンデルレヒトのセカンドチームであるRSCAフューチャーズでプレーしているが、早くも完全移籍の可能性が浮上。RSCAフューチャーズ指揮官が同選手の成長ぶりを称えている。
後藤は昨年に磐田のトップチームへ昇格すると、プロ1年目からJ2リーグ33試合の出場で7ゴールをマーク。スタメン出場は7試合にとどまったものの、スーパーサブとして磐田のJ1昇格に貢献し、今年1月に買い取りオプション付きの期限付き移籍によりアンデルレヒトへ加入している。
アンデルレヒト移籍直後に、RSCAフューチャーズへ合流した後藤。1月12日開催のベルギー2部リーグ戦で1ゴールを挙げ、衝撃デビューを飾ると、その後も絶対的ストライカーとして活躍。ここまでリーグ戦10試合のスタメン出場で5ゴール1アシストと結果を残している。
そんな中、ベルギーメディア『Voetbal』は今月5日、RSCAフューチャーズ所属選手の去就を特集。これによると、同クラブのマリンク・リーダイク監督はベルギーのポッドキャスト番組『カフェ・コンスタント』で「(後藤の完全移籍に向けて)交渉はまだ進んでいない。今年12月まで我々のもとにいるし、今季までではないからね。彼にはまだ改善すべき点がたくさんあるが、短期的に見ると、良い感じで進歩している」とコメント。具体的な言及こそ避けたが、買い取りオプション行使に前向きな姿勢を見せたという。
先月、U19日本代表のヨルダン遠征メンバーに選出されるなど、世代屈指の有望株として期待を集めている後藤。直近のベルギー2部リーグ数試合では途中出場が続いているとはいえ、早速現地で高い評価を得ているようだ。
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