2024明治安田J1リーグ第6節の10試合が4月3日に開催された。直近4連勝と好調な町田ゼルビアと追走するサンフレッチェ広島の上位対決など注目カードも多かったなか、町田と同じく昇格組の東京ヴェルディがようやく16年ぶりとなるJ1での勝利を手にした。
ここでは、そんな第6節で活躍した選手たちをベストイレブン形式で紹介していく。
GK:川島永嗣(ジュビロ磐田)
直近3連敗と苦しむジュビロ磐田は第6節でアルビレックス新潟と対戦。2-0と今季初の無失点勝利を挙げた。互いにスコアレスの時間が長く続いたこの試合、磐田にとってこの冬補強の目玉でもあったGK川島永嗣の活躍が光った。エリア内からのシュートなど、強烈なシュートを浴びながらもゴールを許さず、攻撃面でも正確なフィードで追加点の起点となるなど攻守両面で大きな働きを見せた。
DF:谷口栄斗(東京ヴェルディ)
今季初勝利を狙う東京ヴェルディは第6節で湘南ベルマーレと対戦(2-1)。序盤にDFラインの間へパスを通され先制を許す厳しい試合展開を余儀なくされた。そんなゲームを振り出しに戻すゴールを挙げたのがDF谷口栄斗だ。セットプレーの流れの中、左サイドから上がったクロスをファーで頭に合わせて同点ゴールをマーク。終盤の逆転劇につながるゴールで勝利の立役者となった。
DF:鈴木海音(ジュビロ磐田)
アルビレックス新潟を相手に4試合ぶりの勝利を挙げた第6節のジュビロ磐田(2-0)。そんな無失点勝利の立役者となったのがDF鈴木海音だ。新潟の前方へ供給されるパスに対して簡単には前を向かせない厳しい守備で起点を作らせず、さらに反応鋭くボール奪取する場面も見せるなど大きな存在感を示した。
DF:バングーナガンデ佳史扶(FC東京)
連敗を避けたいFC東京は第6節で浦和レッズと対戦。圧巻のゴールで先制を許したが、後半立て続けのゴールで逆転勝利を収めている(2-1)。そんなゲームで、DFバングーナガンデ佳史扶が果たした役割は大きかったと言えよう。後半早々の同点ゴールの場面、左サイドで相手を振り切るドリブルからマイナスのボールを供給してアシストをマーク。守備でも前線から積極的に奪いに行く姿勢を見せるなど攻守で存在感を見せた。
DF:佐々木翔(サンフレッチェ広島)
首位町田ゼルビアとの上位対決に臨んだ第6節のサンフレッチェ広島。2-1と接戦を制したこのゲーム、DF佐々木翔が攻守で存在感を示した。パスカットから攻撃に加わると、2点目につながるPKを獲得。守備でも空中戦の強さを見せ続けるなど、チームとして1失点は喫したものの3試合ぶりとなる勝利に大きく貢献した。
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