バルセロナ(スペイン1部)が、ニース(フランス1部)に所属するフランス代表MFケフラン・テュラム(22)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『スポルト』が伝えた。
バルセロナやユベントスで活躍した元フランス代表DFのリリアン・テュラム氏を父に持つケフランは、モナコでプロデビューを果たすと、2019年夏にニースへ移籍。アグレッシブなプレースタイルと恵まれたフィジカルが売りの守備的MFで今季はここまでリーグ・アン20試合に出場している。
そんなケフランに対して、新たな守備的MFを探しているバルセロナが獲得を模索している模様。ニースに2021年2月に売却したフランス代表DFジャン=クレール・トディボが今夏のステップアップを画策しており、バルセロナは移籍金の20%を受け取れる予定だという。
マンチェスター・ユナイテッドなどからの注目を浴びているフランス代表DFに対してニースは移籍金6000万ユーロ(約97億7000万円)を要求しており、バルセロナは臨時収入として1200万ユーロ(約19億5000万円)を受け取るという。バルセロナはニースと良好な関係を築いているものの、ケフランには移籍金3500万ユーロ(約57億円)の移籍金が必要になることから手の出せない金額だという。
ただ、バルセロナはBチームでプレーするセネガル代表DFミカイル・フェイをトディボの後釜としてこのオペレーションに盛り込む可能性があるという。ミラン(イタリア1部)からの関心も浮上しているケフランだが、今夏にバルセロナへステップアップすることはあるのだろうか。
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