セリエA ミラン

中盤強化目指すミラン、マンUが買い取り拒否のモロッコ代表MF獲得を検討?

モロッコ代表 ソフィアン・アムラバト 写真:Getty Images

 ミラン(イタリア1部)が、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)に所属するモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(27)の獲得に興味を持っているようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えた。

 ユトレヒトでプロキャリアをスタートさせたアムラバトはフェイエノールトなどでのプレーを経て、2020年夏にフィオレンティーナへ正式加入。2022年冬に開催されたカタール・ワールドカップで評価を高めて昨夏にユナイテッドへレンタルで加わると、高いボール奪取能力などを武器にここまで公式戦22試合に出場している。

 そんなアムラバトはユナイテッド残留を夢見ていたというが、レンタル料として900万ユーロ(約14億7000万円)を支払ったユナイテッドは2000万ユーロ(約32億8000万円)の買い取りオプションを行使しないようだ。そのため、モロッコ代表MFは今季終了後に1度フィオレンティーナに戻る予定だという。

 そのなかで、守備的MFの補強を画策しているミランがアムラバトに注目しているとのこと。ただ、現時点でミランは他のオプションを評価しているようだ。

 なお、モロッコ代表MFにはスポーツディレクターを務めるクリスティアーノ・ジュントーリが高く評価しているユベントス(イタリア1部)も目を光らせているという。ユベントスはレンタルを希望しているが、アムラバトはフィオレンティーナと契約延長しなければいけないようだ。また、ユベントスはフィオレンティーナにレンタル中のブラジル代表MFアルトゥールとのトレードもありうるようだ。