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伊東純也がランス年俸ランキング1位に!モナコ南野拓実の半分以下

伊東純也 写真:Getty Images

 『週刊新潮』で性加害疑惑が報じられたFW伊東純也は、今月開催の北中米W杯アジア2次予選・北朝鮮戦で日本代表メンバー選外となったが、所属先のスタッド・ランスでは主力選手として活躍。クラブ内最高額の年俸を受け取っており、FW中村敬斗の1.5倍以上だと現地で報じられている。

 現在31歳の伊東は、ヴァンフォーレ甲府、柏レイソル、ベルギー1部KRCヘンクを経て、2022年7月にヘンクからランスへ完全移籍。当時30歳という年齢で移籍金1000万ユーロ(当時約14億円)と報じられていただけに、現地では一部から同選手の獲得に疑問が湧き起こっていた。

 しかしランス加入1年目からリーグアン(フランス1部)35試合の出場で6ゴール5アシストをマークすると、今季もここまで23試合の出場で3ゴール5アシスト。ウィル・スティル監督のもとで攻撃陣の中心選手として活躍しており、性加害疑惑が報じられた後も公式戦でコンスタントにプレーしている。

 一方、中村は2019年7月にガンバ大阪からオランダ1部FCトゥウェンテへ移籍すると、その後はベルギー1部シント=トロイデンVVなど欧州複数クラブに在籍。昨年8月にオーストリア1部LASKリンツからランスへ完全移籍すると、今季はリーグ戦17試合の出場で2ゴール1アシストをマークしている。

 フランス紙『レキップ』では、今月21日にランス所属選手の月給ランキングが紹介されているが、伊東は10万ユーロ(約1600万円)、年俸換算で120万ユーロ(約1億9600万円)であるとのこと。モロッコ代表DFユニス・アブデルハミドとともに、チーム最高給取りに。中村は6万ユーロ(約980万円)、年俸換算で72万ユーロ(約1億1800万円)と、チームで9番目の高給取りであるという。

 なお、リーグアンでプレーする日本代表選手では、ASモナコ所属MF南野拓実が月給23万ユーロ(約3800万円)、年俸換算で276万ユーロ(約4億5400万円)を受け取っている模様。モナコで7番目の高給取りだという。また、モナコ公国は外国人の居住者に対して原則として所得税が科していないため、南野は税制面の優遇を受けているとみられる。