MF(ミッドフィルダー)
- 西川潤(いわきFC)
- 田中聡(湘南ベルマーレ)
- 小見洋太(アルビレックス新潟)
- 平河悠(町田ゼルビア)
- 福井太智(ポルティモネンセ/ポルトガル)
- 山田楓喜(東京ヴェルディ)
- 近藤友喜(北海道コンサドーレ札幌)
- 川﨑颯太(京都サンガ)
- 佐野航大(NECナイメヘン/オランダ)
- 松村優太(鹿島アントラーズ)
- 佐藤恵允(ヴェルダー・ブレーメンU-23/ドイツ)
- 山本理仁(シント=トロイデンVV/ベルギー)
- 松木玖生(FC東京)
- 斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)
- 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデンVV/ベルギー)
- 三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)
- 鈴木唯人(ブレンビーIF/デンマーク)
中盤は激戦区。この世代の活動になかなか加わる機会のなかった久保建英も含め、実力者が揃うだけに選出されるメンバーを予想することは困難だ。攻撃的な選手では、この世代で背番号「10」を着けてきた鈴木唯人を筆頭に、今冬オランダへと渡った三戸舜介や同クラブに所属する斉藤光毅。さらにオランダの地で昨年から活躍している佐野航大や第19回アジア競技大会にも出場した佐藤恵允と成長著しい選手が揃う。
もちろん開幕間もないJリーグからも、町田ゼルビアJ1昇格の立役者でもある平河悠や、この冬北海道コンサドーレ札幌へ移籍した近藤友喜、加えて鹿島アントラーズの松村優太と推進力抜群の選手たちが候補となっており、主軸を担ってきた選手たちからメンバーの座を奪うほどの活躍が期待できる。他のポジションと比較しても熾烈な争いのある中盤の攻撃的な位置。まずは4月に開催されるU-23アジアカップに向け、それぞれがどこまで評価を高められるか注目だ。
中盤下がり目の位置で起用候補となる選手では、この世代の中心的選手の1人である藤田譲瑠チマが当確と呼べる存在。次いで藤田と同様ベルギーのシント=トロイデンで活躍する山本理仁、FC東京のキャプテンも務める松木玖生が序列上位と言えよう。また、若くして昨年より京都サンガのキャプテンを務める川﨑颯太に昨夏海外での武者修行から湘南ベルマーレへと帰還した田中聡の2選手もハードワークに定評がある逸材だ。海外で活躍する選手はもちろん、若くしてJ1クラブでチームの中枢を担っている選手が揃うこのポジション。攻撃的な中盤の選手たちと同様、メンバー枠を巡る熾烈な争いの行方が楽しみだ。
FW(フォワード)
- 福田師王(ボルシアMG/ドイツ)
- 中島大嘉(藤枝MYFC)
- 植中朝日(横浜F・マリノス)
- 藤尾翔太(町田ゼルビア)
- 小田裕太郎(ハーツ/スコットランド)
- 細谷真大(柏レイソル)
細谷真大が絶対的な存在として君臨している最前線。この世代での活動はもちろん、昨年11月にはA代表での初ゴールもマーク。当然クラブでも欠かせない選手の1人であり、パリ五輪世代エースの地位はもはや揺るがないものと言っていいだろう。
そんな細谷に次ぐ候補で言えば、藤尾翔太と小田裕太郎の2人が挙げられる。藤尾は昨年、シーズン途中に町田ゼルビアへ移籍し、J1昇格とJ2優勝を成し遂げる原動力となった。小田は昨年スコットランドのハーツへ移籍し、U-23の活動においても細谷が不在だった11月のアルゼンチン戦でスタメン出場を果たすなど序列は高い。また、本大会に向けて伸びしろに期待なのが植中朝日と福田師王。植中が所属する横浜F・マリノスは、昨年のJ1得点王アンデルソン・ロペスをはじめ前線に強力な外国籍選手も多く定位置確保は簡単ではないが、ポジション争いの中で急成長を遂げる可能性は高い。
福田はJリーグを経由せず海外挑戦を果たした逸材。今年1月には移籍先のボルシアMGでトップチーム昇格が発表されており、今後ますます注目される存在になることは間違いない。それでも、現状は細谷1強の色が濃い最前線。ここで挙げなかった選手も含め、海外組はもちろん開幕間もないJリーグからも細谷を脅かすような選手の登場に期待したい。
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