Jリーグ

昇格組が躍動!J1リーグ第2節ベストイレブン【2024シーズン】

東京ヴェルディ MF森田晃樹 写真:Getty Images

MF:森田晃樹(東京ヴェルディ)

前節は16シーズンぶりにJ1でのゲームとなった東京ヴェルディ。開幕戦は終了間際の連続失点で横浜F・マリノスに逆転負けとなった。悔しい敗戦のあとで今季初勝利を狙った第2節の浦和レッズ戦だったが、またも終盤にPKで失点し初勝利はお預けとなった(1-1)。しかし、選手は個々に特徴を存分に発揮していると言える。今節は特にMF森田晃樹の働きが光った。積極的なエリア近くへの侵入で攻撃に厚みをもたらし、交代するまで粘り強い守備も見せつけた。


アビスパ福岡 MF紺野和也 写真:Getty Images

MF:紺野和也(アビスパ福岡)

昨2023シーズン、大躍進を遂げたアビスパ福岡。そんなチームを導いた立役者の1人がMF紺野和也だ。今季も開幕から2試合連続スタメンと、もはやチームにとって欠かせない選手であることは言うまでもない。今節の横浜F・マリノス戦でも、サイドから積極的にチャンスメイクを図る姿勢が印象的であり、後半立ち上がりには結果的にこのゲーム唯一の得点となる先制点もマーク。チームに今季初勝利をもたらした(1-0)。


MF山田康太(柏レイソル所属時)写真:Getty Images

MF:山田康太(ガンバ大阪)

開幕戦は、昇格組の町田ゼルビアを相手に終盤のゴールで引き分けたガンバ大阪。シーズン初勝利を目指した今節のアルビレックス新潟戦(1-0)では、新加入のMF山田康太が躍動した。ゴールやアシストに直接関わることは叶わなかったが、アイデア溢れるラストパスや縦への推進力で攻撃を活性化させ、ホームに駆け付けたサポーターに存在感を見せつけた。


FWマルセロ・ヒアン(横浜FC所属時)写真:Getty Images

FW:マルセロ・ヒアン(サガン鳥栖)

開幕戦から2試合連続のスタメン出場となった今季サガン鳥栖期待の新戦力の1人FWマルセロ・ヒアン。大量得点を挙げた今節、その口火を切る先制点で嬉しい移籍後初ゴールをマークしている(対北海道コンサドーレ札幌4-0)。前半早々に得たチャンスを冷静に決めると、その後もポストプレーでチャンスに絡むなど躍動。伸び盛りの21歳FWが、新天地に選んだ鳥栖でどんな進化を遂げるのか。クラブにとってもシーズンを通して大きな楽しみの1つとなっていることだろう。


湘南ベルマーレ FW鈴木章斗 写真:Getty Images

FW:鈴木章斗(湘南ベルマーレ)

前節は先制しながら逆転負けを喫した湘南ベルマーレが第2節で京都サンガと対戦。接戦となったが、2-1で終え嬉しい今季初勝利を挙げている。そんな勝利の原動力となったのがFW鈴木章斗だ。相方を務めたFWルキアンとの関係性も良好で、積極的に背後を狙うなど決定機にも数多く絡み最終盤にはセットプレーから決勝点をマークし勝利に大きく貢献した。


ジュビロ磐田 FWジャーメイン良 写真:Getty Images

FW:ジャーメイン良(ジュビロ磐田)

川崎フロンターレとの壮絶な打ち合いを制したジュビロ磐田(5-4)。嬉しいJ1復帰後初勝利の立役者となったのはFWジャーメイン良だった。前半から攻撃で圧倒的な存在感を放ち2ゴールをマーク。後半一度は川崎にゲームの流れを握られるも、ジャーメインがPKで2ゴールと計4ゴールを挙げる活躍でチームに勝ち点3をもたらした。

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名前大島俊亮
趣味:サッカー観戦、ゲーム(スポーツ、シミュレーション、アクションなど)
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